栄養 運動 休息で健康になる。 ~まさの遅発性ジスキネジア治療体験~

2009年に向精神薬の副作用でジスキネジアを発症してから、根治を目指して様々な取り組みを実践中!

タウリンは必須アミノ酸と呼べるほど重要なアミノ酸

必須アミノ酸とは、体で合成できず、

食物から摂取しないと賄えないアミノ酸の事です。

 

必須アミノ酸は今のところ、

9種類あります。

バリン

ロイシン

イソロイシン

フェニルアラニン

リジン

ヒスチジン

メチオニン

トレオニン

トリプトファン

 

ちなみに、

体で合成できる

必須アミノ酸は以下の11種類

 

グルタミン

グルタミン酸

アスパラギン

アスパラギン酸

チロシン

アルギニン

システイン

グリシン

ラニ

セリン

プロリン

 

タウリンはこの中に入っていないけど、

必須アミノ酸システインから合成できます。

 

だけれども、合成効率が悪く、

食事から摂取しないと、不足しやすいです。

 

タウリンは、

脳の神経伝達に重要な役割を果たしていて、

不足してしまうと脳の機能に大きな影響が出るそうです。

 

そして、日本の分子栄養学を創設した

三石巌先生が、

自身の著書の

「医学常識は嘘だらけ」の中で、

タウリンの重要性を書いていて、

私も三石先生の本を読んで重要性に気付き、

脳機能を向上させるために

サプリメントで積極的に摂るようになりました。

 

本のその箇所を引用します。

循環器系の成人病の中でも特に役に立つ物質に

タウリンという含硫(がんりゅう)アミノ酸がある。

これは名前の通り硫黄を持つアミノ酸で、

牡蠣や魚の血合い肉などに含まれている物質である。

たんぱく質の立体構造は、

硫黄と硫黄が結合する事によって保たれている。

ところが、この結合部分が活性酸素の攻撃を受けやすい。

活性酸素によって壊された部分を補修するためには、

その硫黄を持った含硫アミノ酸が必要になるわけである。

 

引用元:三石巌「医学常識はウソだらけ」祥伝社黄金文庫 71ページ

 

タウリンは、犬と同様、

人間にとっても可欠アミノ酸である。

私たちも、システインからタウリンを作ることができる。

ところが、この化学反応の効率は低い。

また、それを摂取しなかった猫が失明することからもわかるとおり、

タウリンは視覚に関係する重要な物質である。

また、神経伝達にも関係しているため、

脳の機能をも左右する。

タウリンはタンパク質の構成材料ではないが、

これだけ重要な役割を担っているアミノ酸だから、

間違っても不足させるわけにはいかない。

だから私は、あえてタウリンを不可欠アミノ酸の仲間に入れ、

自力で作るだけでなく、食品からも摂取すべきだと考えている。

つまり私が提唱するヒトフードには、10種類の不可欠アミノ酸が存在するわけである。

 

引用元:三石巌「医学常識はウソだらけ」祥伝社黄金文庫 272ページ

 

引用は以上です。

 

タウリンがいかに重要か、

分かっていただけたでしょうか?

 

ちなみに

日本でタウリンサプリメントで摂ろうとすると、

とても厄介です。

 

日本ではタウリンは医薬品扱いで、

しかも大正製薬がシェアを独占状態です。

 

タウリンを日本のサプリメントで取ろうとしたら、

薬局で売られている栄養ドリンクくらいしかありません。

 

栄養ドリンクは砂糖が多いですし、

コストも高いので毎日続けるにはちょっと難しいですね・・・

 

毎日サプリメントを使って補うなら、

コストが安く高含有の

アメリカのサプリメントがお勧めで、

「iHerb(アイハーブ)」という

アメリカのサプリメントを扱うサイトや、

「サプリンクス」という

サイトで個人輸入する事が出来ます。

 

ただ、なぜか日本ではタウリンは医薬品扱いなので、

輸入規制があって、

一度に二か月分の量しか輸入出来ません。

 

タウリン1000mgのカプセル250個入りの大容量ボトルとか、

ボトルまとめて2本とか個人輸入しようとすると、

日本の税関で没収されて届かないという事もあり得ます。

 

ですので、アイハーブやサプリンクスで個人輸入する場合は、

大容量ボトルは避けて、

100個入りなどの中容量ボトル一本にとどめるのが

オススメだと思います。

 

私も毎月、アイハーブで

Now社のタウリン1000mg 100粒入りのボトルを一個購入しています。

iherb.co

 

タウリンは、こんなに重要な栄養素なのだから、

こういう知識が日本人全体に広まって、

早く日本の規制が解除されて、

自由に購入出来るようになる事を願ってこの記事を書きました。

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