栄養 運動 休息で健康になる。 ~まさの遅発性ジスキネジア治療体験~

2009年に向精神薬の副作用でジスキネジアを発症してから、根治を目指して様々な取り組みを実践中!

ジスキネジアにレシチン

 

 

コリンでジスキネジアが改善という研究結果

オーソモレキュラー医学入門の中で、

「コリン」によってジスキネジアが改善したという、

研究結果がのっていたので、

ずっとコリンに注目していました。

 

気になる内容を、引用したいと思います。

 

超高用量のコリンによって

遅発性ジスキネジアが多少改善したということが

二つの研究グループによって見出された。

 

コリンは純粋な形状で必要量を摂るのが難しい。

 

また、コリンを投与すると

アセチルコリンの過剰産生を促進することによる

刺激作用があるかもしれない。

 

したがって、コリンの使用は注意深く行うべきである。

 

しかし遅発性ジスキネジア患者を対象にした別の研究では、

血中コリン濃度がおよそ350%上昇しても、

治療効果に違いは生じなかった。

 

コリンの他に何らかの栄養素を摂らずに

単純に血中コリン濃度だけを上げても、

それほど治療効果は見込めないだろう。

 

精神安定剤を飲んでいる患者は皆、

十分な量のマンガン、ビタミンB3、コリンを確実に摂ることで

遅発性ジスキネジアを予防するのが賢明である。

 

これらの栄養素を豊富に含む食材に加え、

必要ならばサプリも使用すべきである。

 

引用元:エイブラハム・ホッファー アンドリュー・W・ソウル 「オーソモレキュラー医学入門」 論創社 308ページ

 

 コリンはどうやって摂るのか?

 ジスキネジアがコリンで改善したのならば、

どうやって摂取したらいいのか気になる所ですよね。

 

そこで、栄養療法に詳しい、

川徳美先生のブログを調べてみたところ、

このような記事がありました。

ameblo.jp

 

この記事の中で、このような記述が。

コリン、コリン不足は神経伝達物質アセチルコリン不足を引き起こす。
レシチンとして服用。

 

なるほど、コリンはレシチンで摂取なのね。

 

こちらも参考になりました。

ameblo.jp

 

気になる記述を引用します。

つまり、ビタミンE不足で、生体膜の不飽和脂肪酸の自動酸化を起こしていれば、インスリンなどのホルモン分泌も障害される。
脳においてドーパミンや、アセチルコリンなどの神経伝達物質の分泌障害も生じていると考えられる。
パーキンソン病神経変性疾患は、過剰な糖質摂取によるタンパク質の糖化+生体膜の酸化により生じていると考えられる。
とすれば、高タンパク/低糖質食+高用量ビタミンE+レシチンの効果が期待できるはず。
ホッファーの本にも、ビタミンE2000IU やレシチン25gでアルツハイマーが改善する、と書いてあった。
これ、神経疾患に限らず全ての慢性疾患に有効なはず。
しかし、レシチン25gというのは凄い量です。
Nowレシチン3錠で、3.5g。
 
統合失調症慢性期の陰性症状も同じ機序だろう。
10年以上経過した患者では高タンパク/低糖質食だけでは改善できない。
ならば、高用量ビタミンE+レシチン投与が期待できると思う。

 

なるほど、ジスキネジアには、

ビタミンEが有効なんじゃないかという噂を聞いた事があったけど、

この記事で、詳細な理由が分かりました。

 

ビタミンEについては、また別の記事で書きたいと思いますが、

今回はレシチンについて調査していきます。

 

コリンが摂れるレシチンを調査

 

もう少しレシチンについて調べてみました。

ameblo.jp

 

この記事によると、レシチン不足になると、

交感神経が優位になって、自律神経失調症になったり、

筋肉が固くなったりすると書いてありました。

コリンから作られるアセチルコリンは、運動神経、副交感神経における神経伝達物質
アセチルコリンノルアドレナリンと違い直ぐ分解されるため、レシチン不足では交感神経優位、すなわち自律神経失調症となる。
筋肉のミオシンレシチンで出来ているため、レシチン不足では筋肉が固くなり凝った状態となる。
 
レシチンを実際に補ってみようと思い、
レシチン入りの製品を調査。
 
この記事で、
アイハーブでレシチンの錠剤や顆粒が売っている事が分かりました。
 
この記事によると、錠剤は非常に飲み込みずらいとのこと。
 
さらに、私も実践している神経難病プロトコールの記事を読むと・・

 

レシチン、テーブルスプーン2杯(プロテインに混ぜて)。

 

と書いているではありませんか。

 

テーブルスプーンとは、大さじの事です。

 

つまり、一日大さじ二杯のレシチン顆粒という事になります。

 

レシチンを購入

 

早速アイハーブで、レシチン顆粒を購入。

iherb.co

 

毎日、一回、大さじ2杯をホエイプロテインに混ぜて

摂取し続けてみました。

 

レシチン顆粒の摂取結果

 

現在のところ、2カ月ちょっと経過して、気付いた事。

 

  • ジスキネジアの症状が悪化する事は全くなかった。
  • シェイクしてもツブツブが大量に残って飲みにくい

 

ちなみに、他にもビタミン、ミネラル、タンパク質を摂取しながらの結果ですので、

単体での使用はどうなるか分かりません。

 

それにしても、ツブツブが残りすぎて、

飲みにくいのが難点でした。

 

かといって錠剤は大きすぎるし、

何とかならないものか・・・・

 

レシチン顆粒とサンフラワーレシチンの比較検証

 

他の製品を調べてみると、

こんな製品を見つけました。

iherb.co

 

サンフラワーとは、ひまわりの事で、

ひまわりから抽出したレシチンになります。

 

さきほどのレシチン顆粒は、

主に大豆から抽出したレシチンです。

 

レビューの写真を見てみると、

サンフラワーレシチンは、

サラサラの微粒子ではないですか!

 

そこで、最初のレシチン顆粒が切れたタイミングで、

サンフラワーレシチンに切り替えてみる事にしました。

 

実際に、容器と中身を比較してみましょう。

 

左がレシチン顆粒、

右がサンフラワーレシチン

 

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容器は、サンフラワーレシチンが若干大きいですね。

 

中身は、サンフラワーレシチンの方が明らかに粒子が細かいです。

 

値段は、サンフラワーレシチンの方が200円ほど高いです。

 

サンフラワーレシチンの見た目は、

「きなこ」そっくりでした。

 

実際にホエイプロテインに入れて飲み比べてみると、

サンフラワーレシチンの方が均等に混ざって、

ダマにならず、圧倒的に飲みやすかったです。

 

サンフラワーレシチン入りのホエイプロテインの味は、

よりクリーミーになって美味しいと私は感じました。

 

という事で、私はしばらくサンフラワーレシチンを摂取する事にしました。

 

値段をとるならレシチン顆粒、

飲みやすさをとるならサンフラワーレシチン

となります。

 

しばらく摂取して、またこちらの記事に追記したり、

何らかの記事で経過を報告していきたいと思います。

 

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