栄養 運動 休息で健康になる。 ~まさの遅発性ジスキネジア治療体験~

2009年に向精神薬の副作用でジスキネジアを発症してから、根治を目指して様々な取り組みを実践中!

Nアセチルシステイン(NAC)で遅発性ジスキネジアが減少

iHerb(アイハーブ)のブログ記事に、

N-アセチルシステインの投与で、

遅発性ジスキネジアの症状が減少したとの研究報告が

掲載されています。

 

それによりますと、

NACと統合失調症

という小見出しのところで、

以下の報告がされています。

1日2回1000mg投与のNAC群とプラセボ群にランダム化されました。

NAC群の個人は、陰性症状(無関心、思考不足、引きこもり)が緩やかに改善した他、

全体的な機能の改善および異常不随意運動(すなわち、抗精神病薬を原因とする錐体外路症状)の減少が見られました。

 

 また、

NAC、薬物乱用、依存症

という小見出しのところで、

NACの作用機序は、

ドーパミン他の神経伝達物質に影響を与える物質の慢性使用によって不安定になったグルタミン酸作動性経路を正常に回復することと関係しています。

 

小規模な非盲検研究(参加者24人)では、

大麻使用障害と診断された成人が1日2400mgのNACで治療を受けたところ、

日常の大麻使用の減少と強迫性な大麻使用の減少が報告されました。

 

小規模プラセボ対照研究(参加者29人)では、

ニコチン依存症の成人が1日2400mgのNAC群とプラセボ群にランダム化された結果、

喫煙の減少に有意差はないと報告されました。

 

別の6カ月間の小規模研究の結果は、

1日1200mgのNAC投与で、DNAへのニコチンの有害作用を減らし、常習的喫煙者のがんリスクを減少させる可能性があることを示唆しています。  

 

注目は、グルタミン酸作動経路を正常に回復する機能がある、

というところです。

 

グルタミン酸作動経路は、

ドーパミン作動経路の調節を行っていると言われています。

 

参考文献

www.nirs.qst.go.jp

  

遅発性ジスキネジアは、

ドーパミン作動経路の異常によって起こると考えられていますが、

この事から、

グルタミン酸作動経路の異常も関わっている可能性が高いと考えられます。

 

そこで、N-アセチルシステインの摂取によって、

グルタミン酸作動経路を回復させて、

ドーパミン作動経路の調節を正常化してみるという

アプローチも試してみる価値があると思います。

 

私はアイハーブでNow社のN-アセチルシステインを購入して、

一日1000mg×2で摂取を続けています。

iherb.co

 

記事の元になった、

iHerb(アイハーブ)のブログ記事は以下となります。

jp.iherb.com

    プライバシーポリシー