栄養 運動 休息で健康になる。 ~まさの遅発性ジスキネジア治療体験~

2009年に向精神薬の副作用でジスキネジアを発症してから、根治を目指して様々な取り組みを実践中!

薬に頼らずにジスキネジアを治療してみようと思った経緯

今は、病院で出される薬は一切飲んでおりません。
2009年に心療内科で出された向精神薬睡眠薬を半年間、
2019年に神経内科で出された抗痙攣薬・不安薬を3か月間
飲んでいました。


過去の服薬履歴は、
2009年にうつ状態になり、
病院の心療内科で、
ジェイゾロフト
アナフラニール
ドグマチール
クロナゼパム、
トリアゾラムを、
半年間服用しました。


アナフラニールについては、
2回ほど点滴で投薬されました。


しかしながら、
大した効果も実感できず、
薬を飲み始めてから、
私の記憶では一週間ほどでしょうか、
寝る間際に
ピクっというミオクローヌスに襲われるようになったり、
足がムズムズしたり、
じっとしていられず、一日中歩き続けてしまう
アカシジアのような症状があらわれるようになりました。


通っていた心療内科の医師に相談しましたが、
クロナゼパムという薬を追加されただけでした。


その後、ミオクローヌスもムズムズ足もアカシジアも、
止まる事はありませんでした。


何度も医師に相談しましたが、
今の薬を続けるよう言われるだけで、
不信感だけが募っていきました。


そして半年が過ぎて、
不信感が極限に達し、
一気に断薬して心療内科に通うのも辞めました。


一気に断薬してからも、
ミオクローヌスもムズムズ足もアカシジアも、
止まる事はありませんでした。


これが2009年に私が体験したお話です。


この頃は、ジスキネジアと呼ばれる向精神薬の副作用なんて
全く知りませんでした。


やがてムズムズ足とアカシジアは出なくなりましたが、
全身のミオクローヌスや歩き方がフラフラしている症状が一日中続いていました。


10年間、この症状が何なのか分からない状態が続いて、
やがて、2017年頃から右足が激しい坐骨神経痛に襲われるようになりました。


整体やマッサージといった治療を何軒か受けましたが全く効果が無く、
病院の神経内科を受けて血液検査、筋電図検査、MRIによる脳の精密検査を受けましたが、
異常なしと診断されました。


それから症状がどんどんひどくなって、
歩く事が困難になってきました。


2019年に入って、
再び整骨院で3カ月整体治療を受けるも、ほとんど効果が無く、
今度は激しいめまいやパニック症状も現れるようになってしまいました。


救急車で一度、緊急外来に運ばれた事もありましたが、
異常なしと診断されてその日に帰されました。


救急車で運ばれた緊急外来で、
脳神経外科を紹介されて、
脳神経外科MRIによる脳の精密検査を受けましたが、
全く異常がないと診断されました。


その後も激しいめまいやパニック症状が続いて、
首と頭の筋肉の動きが激しくなってきて、
夜、一睡も出来なくなって、
これは何かがおかしいと思いました。


そこで、ネットで調べてみると、
向精神薬の副作用で、体が勝手に動き出す
遅発性ジスキネジアという症状がある事を初めて知りました。


そこで、再び別の病院の神経内科を受診して、
向精神薬の服薬履歴がある事も今までの経過もすべて話をしてみました。


すると、心因性だろうと診断され、
リボトリール(クロナゼパム)、
セルシン(ジアゼパム)
を処方されました。


処方量は最低限にしてもらったのですが、
効果はあって、リボトリールのお陰で、
一日2時間くらい寝られるようになりました。


それから3カ月が経ち、
症状は平行線のまま、
なぜか記憶障害の副作用が強く出てくるようになり、
一日中ボーっとしてしまい、
記憶を思い出す事が大変になってしまいました。


医師からは、
薬を変えるか薬を増やすか、
別の病院でさらに精密な検査をしてもらうかと言われ、
2009年の体験もあって、
薬を変えて別の副作用が出るのも怖いし、
薬を増やして副作用を強めるのも嫌だし、
結局現状維持をしてもらって、
じっくり考えてみる事にしました。


この頃、神経内科の治療と並行して、
ダメ元で近所のベテラン鍼灸師の方から鍼治療も受けていたのですが、
こちらの方がとても効果があって、
毎回、頭を中心に足の甲まで全身にたくさん針を打ってもらっていたのですが、
治療後は頭の中がスッキリして不随意運動も少し軽くなったりして、
月一回の神経内科の診察と並行して週に二回鍼灸院に通いました。


鍼治療に3カ月通った頃から、
徐々に体調も回復してきて、
不随意運動も少しづつ軽くなってきて、
私にとって、薬の副作用が大きな問題と感じられるようになってきていました。


そこから、どうすれば薬に頼るのを辞められるかを考えるようになりました。


不思議ですけど、どうすれば薬に頼るのを辞められるかを考えていると、
辞めるための情報が自然と集まってくるようになりました。


ちょっとだけ例を挙げてみると、
脳幹活性療法とか、読脳法という治療法がある事を見つけたり、

あとは、服用しているリボトリール(クロナゼパム)と、セルシン(ジアゼパム)という薬は、
依存症や離脱症状で苦しんでいる方が多くいる事をSNSなどで知りました。


そして、悩んだ末に、思い切って断薬してみる事にしました。


この時期、断薬してから一時的に症状がぶり返した事があって、
もう一度薬を飲もうか、非常に迷った時がありました。


しかし、せっかく断薬すると決めたのだから、
このまま続けてみたいと何度も思い直しました。


断薬後も鍼灸治療と、ちょっと前から続けていた背骨コンディショニングは
続ける事になりました。

 

お陰様で、記憶障害は、

断薬から1週間ほどで自然消滅しました。

 

幸いにも、離脱症状もありませんでした。

 

続けていると、
薬飲んで症状を抑え込んでいた時と症状が変わらなくなってきました。


その頃に、
たまたま母親から頼まれて、
小垣佑一郎さんが書いた「あらゆる不調をなくす毒消し食」
という本を買いました。


ちょっと気になったので、
私も読んでみようと思い、読んでみると、
オーソモレキュラー栄養療法について書かれていて、
ちょっと試してみたいなと思うようになりました。


そして、調べてみると、他にも、
溝口徹医師とか藤川徳美医師が、
この栄養療法で精神疾患や神経疾患の治療を成功させている事を知りました。


もしかしたら、不随意運動を起こしている私の神経系統も、
栄養療法で復旧させる事が可能かもしれない。


そう考えるようになり、
試行錯誤しながら、運動、休息、栄養療法、時々鍼治療を実践しながら、
遅発性ジスキネジアの根治を目指しています。

 

お陰様で、栄養療法を始めてから、

体調がすこぶる良くなって、

不随意運動も更に軽くなり、

こうしてブログやSNSを始められるまでになりました!

 

このまま継続して、

体験した事をシェアし続けてみたいと思っています。


私が、良かったなと思ったのは、
途中から、
「どうすれば薬に頼るのを辞められるか」
を、考えられるようになった事です。


ちなみに、
薬は一時的にでも役に立ったので、
悪いとは思いません。


ただ、これ以上、もう薬の副作用には苦しめられたくありません。


だから、薬の他にも有効な選択肢があっていいと思うのです。

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